当クリニックでは、患者さんへの病状説明を大切に考えています。そのために、病気の状態や予後、治療効果や副作用について出来るだけ詳しく、かつ解りやすく説明しています。耳で聞くだけでなく、目で見て理解していただくために、明石市立市民病院肝臓内科部長の進藤道子先生と共著で出版した「知っておきたい肝臓病の知識Q&A」の本を患者さんに病状の説明や治療内容を説明する際に積極的に使用し、病気の理解に役立てています。2006年に全面的に改訂された「改訂新版」が発売され、2009年に本の内容をさらに
úp to dáte した「改訂第2版」が発売されました。この本はジュンク堂書店(明石、三宮)や喜久屋書店(明石ステーションデパート内)、またはインターネット(Amazon等)で購入できます。この本の中から肝臓病について見てみましょう。
ライフサイエンス出版
定価(本体1,500円+税)
肝臓病には急性肝炎から肝硬変、肝臓癌までいろいろな病気があり、その原因にもいろいろあります。ウイルスが原因のことも、お薬が原因のことも、自己免疫異常(体質や遺伝的素因が原因の病気)が原因である場合や近年、問題になっている生活習慣病が原因の脂肪肝や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)など原因もさまざまです。これらの病気は自然に治ることはありません。適切な診断と治療が必要です。また、病気も典型的なものから非典型的なものまであります。非典型的な病気は診断が難しく原因不明の病気として扱われることもあり、経験のある専門医でないと診断できないことがあります。当クリニックではあらゆる肝臓病の診断と治療を行いますので安心しておかかり頂けます。